VGC2019ルナゼルネ

 

トレーナーカード

構築経緯

 VGC2019はGSルールということで何か良い並びがないかと探していたらというサンシーズンからムーンシーズン、そしてウルトラシーズン全てを通して使えそうな並びを見つけた。この並びの何が強そうだったかというと、GS最強の鹿のジオコントロールの能力上昇をファントムガードによる超耐久を得たが自己暗示によってコピーし、高速高火力高耐久の化け物が生まれるということだった。しかし実際に使ってみると思った通り自己暗示が決められない。これではの技スぺを1つ無駄にしているのでここの枠を追い風に変えてみたところ、S操作技をし、自身が専用Zによって相手を圧倒するポケモンになった。自己暗示型のような決まれば勝ち確という訳ではなくなったが、汎用性が高く非常に使いやすかった。

 そして、この並びを使うことが決定すると後はサポートの一般枠の考察へと入った。一般枠に求められる要素は、

①禁伝2体を通しやすくする

②メジャーな構築にこの構築全体が強くなる

の2つである。

 まず、猫騙しや威嚇、とんぼ返りなど①の要素が強いを採用した。他には がいるが、を採用することによってPT全体の火力や耐久が落ちてしまうので不採用となった。

 次に、②のGSの天候馬鹿火力要因である入りについて考えた。

 まず入りについてであるが、系構築にはなどがある。取り巻きのポケモンに対してはが強い。そこで採用するポケモンの要素として、

⑤物理特殊の両方の地面&炎技に後出しが可能

グラードンに対して打点がある

の2つが考えられる。これらを満たすポケモンは非常に少なく、その中でも単体のスペックが高いを採用した。同じような役割を持つポケモンとしてがいるが、Z枠はが担っておりはZが無いと高火力を出せず、サポート性能もに劣るため今回は採用を見送った。

 次に、入りについてであるが、と一緒に入っていることが多いため単にに対して強いだけではいけなかった。自体はでどうにかなるものの、その2匹に対して取り巻きのが圧力をかけている。そのため、この枠に求められる要素は

に安全に後出しができる

に最低限仕事ができる

の2つである。呼び水や貯水のポケモンを考えていたら海外の大会の上位にがいた。2体、さらにその取り巻きであるなどにも役割りがもてる。また、草枠は他の3匹で対処できることから採用した。似たようなポケモンとしてがいる。とは違い、ミストフィールドによる状態異常のケアや自然の怒りによる削りが可能である。しかし、に後出ししてもゴリ押されてしまう点やに弱い点から今回は採用を見送った。

 最後に、ウルトラルールから進出してきたについてである。この並びを対策するとなるとまず思い浮かぶポケモンとしてがある。で を対策する方法は

⑦バークアウトで弱体化する

DDラリアットで破壊する

の2つが考えられる。⑦、⑧いずれにしてもムーンフォース+の大地の力を耐えられる型でないといけないが、自分はに吠えるを入れたかったためはっきりとした対策が思い浮かばなかった。悩んでいる期間にの並びが流行っており何か良いメタはないかと考えていたところ、が思い浮かんだ。に対して非常に有利であり、更にその取り巻きのにも打点がある。また、にサイドチェンジを入れることでへの集中攻撃を1回透かし味方の行動を確保するといった動きもできる。よって最後の1枠はの採用が決まった。同じような役割を持つポケモンとしてがいるが、に弱いのとの攻撃を1発吸収しただけで倒れてしまうのは数的不利をとるので今回は採用を見送った。

 

 

個体解説

SDのやつ貼りつけたので英語です。

 
Xerneas @ Power Herb  
Ability: Fairy Aura  
Level: 50  
EVs: 204 HP / 156 Def / 148 Spe  
Modest Nature  
IVs: 0 Atk  
- Moonblast  
- Substitute  
- Geomancy  
- Protect  
 耐久力は凄かった。Sはそこそこ振っても抜かれることが多かったのでその分をCD	
に割いても良かったと思う。身代わりはほとんど役に立たなかったのでマジカルシャインで良い。
Lunala @ Lunalium Z  
Ability: Shadow Shield  
Level: 50  
EVs: 4 HP / 252 SpA / 252 Spe  
Timid Nature  
IVs: 0 Atk  
- Moongeist Beam  
- Psyshock  
- Tailwind  
- Protect  
 入りとミラー以外には後発に置いていた。先発性能は高いが相手は大体初手にを投げてくるからである。
Incineroar @ Mago Berry  
Ability: Intimidate  
Level: 50  
EVs: 236 HP / 236 SpD / 36 Spe  
Careful Nature  
- Flare Blitz  
- Roar  
- U-turn  
- Fake Out  
 ほえるは読まれなかったが、あまり役に立たなかったのでバークアウトで良い。その場合はにする(のムーンフォース+の大地の力を耐えるため)。
Salamence @ Salamencite  
Ability: Intimidate  
Level: 50  
EVs: 92 HP / 36 Def / 4 SpA / 252 SpD / 124 Spe  
Timid Nature  
IVs: 0 Atk  
- Hyper Voice  
- Tailwind  
- Roar  
- Protect  
 対用として採用したが上手く扱えなかった。ミラーでS負けして落とした試合が1つあるため最速にしなければいけなかった(その場合はH36D228S252)。選出率が一番低いのでの方が活躍できると思う。メガ進化に拘りすぎた。
Stakataka @ Aguav Berry  
Ability: Beast Boost  
Level: 50  
EVs: 252 HP / 4 Def / 252 SpD  
Sassy Nature  
IVs: 0 Spe  
- Gyro Ball  
- Rock Slide  
- Trick Room  
- Ally Switch  
 に対しては初手で入りサイドチェンジ+シャドーイZでを狩り、その次にを倒していた。に対しては後発に置いて詰めに使っていた。
Gastrodon-East @ Wiki Berry  
Ability: Storm Drain  
Level: 50  
EVs: 252 HP / 196 Def / 12 SpA / 44 SpD / 4 Spe  
Modest Nature  
IVs: 0 Atk  
- Earth Power  
- Icy Wind  
- Fissure  
- Protect  
  に対してはまずをだいちのちからで倒してにはじわれを打ち、には交代読みでこごえるかぜを打っていた。時々いる@には初手で入り、にルナアーラZを打ち、にだいちのちからを打っていた。元の耐久力が低いのが痛かった。
 

最後に

今度のルールでは絶対予選抜けるぞー!